まず現場でチューブとタイヤの状態を確認。
補修か交換かは状態を見てからご提案します。
| 修理内容 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| パンク修理(チューブ補修) | ¥1,400 | 前輪・後輪共通、1か所目 |
| 2か所目の穴(同一チューブ) | +¥200 | 補修可能な穴に限る |
| 虫ゴム交換 | +¥100 | 英式バルブ・劣化時のみ |
| リムバンド交換 | +¥100 | 一般車・劣化時のみ |
| リムテープ交換(中空ホイール) | +¥300 | スポーツタイプ・アルミリム等 |
| チューブ・タイヤ交換が必要な場合 | → 別途 | タイヤ・チューブ交換の料金はこちら |
※ 料金はすべて税込。チューブが劣化・穴が複数・リム打ちで裂けている場合はチューブ交換を推奨します(現場判断)。
※ 車種・状態によって変動します。作業前に現場でお伝えします。
電動アシスト自転車(名古屋市内)の後輪パンク修理の実際の工程です。
タイヤからチューブを取り出し、傷の位置を目視で確認します。写真はバルブ付近のチューブ表面に生じた損傷です。釘や異物による刺し穴・空気圧不足によるリム打ち(スネークバイト)など、原因によって傷の形状が異なります。
補修箇所をヤスリでバフ掛けした後、パーツクリーナーを軍手に直接噴きつけます。バフ掛けによって生じたゴムの粉塵がチューブ表面に残ったままだと、次工程のゴム糊の密着力を著しく下げます。パーツクリーナーは揮発性が高く短時間で乾くため、後工程をスムーズに進めることができます。
パーツクリーナーを含ませた軍手で、チューブのバフ掛け箇所を丁寧に拭き取ります。ゴムの粉塵を完全に除去することで、ゴム糊がチューブ素材に直接密着します。この拭き取り工程を省略したり不十分にしたりすると、後からパッチが端から剥がれる主要な原因になります。プロの施工と自己修理の差が出やすい工程です。
拭き取り後の軍手には、バフ掛けで生じたゴムの粉塵がこれだけ付着しています。もしこの粉塵がチューブ表面に残ったままゴム糊を塗っていたら、干渉して後々にパッチが剥がれることがあります。拭き取りが十分かどうかの目安にもなります。
拭き取りが完了したら、エコセメント(ゴム系接着剤)を補修箇所に薄く均一に塗布します。厚く塗りすぎると乾燥時間が長くなり、密着力も下がります。塗布後は完全に乾燥(指で触れてもべたつかない状態)させてから次工程へ進みます。乾かないまま貼ると剥がれの原因になります。
ゴム糊が乾いたら、マルニ工業(日本製)のハイパッチを傷の中心に合わせて貼り付けます。100円ショップやホームセンターの茶色いパッチは薄く、時間が経つと端から剥がれやすい傾向があります。ハイパッチは肉厚でゴムとの相性がよく、正しい工程で施工すれば長期間の使用に耐えます。
パッチを貼ったチューブをゴム板の上に置き、プラスチックハンマーでパッチ全体を軽く叩いて圧着します。手で強く押さえるだけでは密着しきれない箇所も、ハンマーによる適切な圧力で確実に接着します。ゴム板を下に敷くのは、硬いコンクリートの上などではチューブが傷んでパンクすることがあるからです。
補修が終わったら、チューブをタイヤに組み戻して適正空気圧まで充填して完了です。写真は今回の修理対象となった電動アシスト自転車の完成状態です。パンク修理から空気充填まで、すべて現場・路上で完結します。